協働ロボットシステム
ToFカメラを用いた
蓋付きコンテナBOXの
デパレタイズ
柔軟性の高いシステム
不揃いに対応、不規則にワークを積み上げられた場合もToFカメラで対象物の位置と高さを計測して正確にパレタイズ・デパレタイズが可能。蓋を付け外すための吸着ハンドとコンテナボックスを搬送するためのグリッパを2ハンドで構築。
- 1台のロボットで複数の作業を実現
- 本デモよりサイズの大きなワークの搬送工程の自動化システムも構築可能
ニーズに応じた
画像処理プログラムの構築
高価な3Dビジョンに頼らずToFカメラを用いることでシステムコストの削減を実現。ToFカメラの画像情報から必要な3Dデータを取得し、高さ・位置ズレに対応する画像処理システムを独自に開発。ニーズに応じた機器の選定とシステム構築が可能。例えば、コンテナの内容物の正誤確認や品質検査も対応可能。
ToFカメラロボットシステム
ラベル貼りロボットシステム
作業のロボット化
ビニール袋へのラベル貼り作業を自動化(max約1000枚/時)協働ロボットを用いることで現場に合わせた装置レイアウトや複数ラベルの貼付作業にも柔軟に対応。ラベル貼りの予定枚数と完了枚数が記録できるため、作業履歴の管理が可能。
多品種対応が誰でも簡単に
袋のサイズ、ラベルサイズ、ラベル貼付位置など運転条件をタッチパネルで簡単に登録。素材、厚みなど袋の種類が多岐にわたる場合でも、誰でも容易に対応が可能。
狭いスペースでも安全に運用
セーフティセンサで人の接近を検知し、距離に応じてロボットを減速ないしは停止が可能。人が行き来する環境でもリスクを低減でき、安全な稼働を実現。
制御装置(メカ/測定器/プラント)を提供しています。
近年は、協働ロボットにおいて世界No.1シェアを誇るデンマーク・ユニバーサルロボット社とCSI契約(認定システムインテグレーター)を結び、ロボット制御を取り入れたシステムづくりにも力を入れています。
トータルソリューション
あらゆる産業分野の働き方改革、省人化/省力化の一つのアイテムとして協働ロボットを用いたシステム提案を行います。
協働ロボットとは
製造業を中心に使われている従来の大掛かりな産業用ロボットとは違い、「協働ロボット」は、一定の安全基準に沿った構造になっており、安全柵のない空間で人と共に作業させることが可能です。
あらゆる産業分野において労働力不足や生産性向上が課題とされているなか、問題解決の秘策としてこの「協働ロボット」を導入する企業が増えています。
人間に近い柔らかな動きができること、安全柵不要で設置場所やそのスペースを問わないことも導入を加速させる理由です。
協働ロボット導入のメリット
- 安全柵不要
*協働ロボットの使用に際しては、リスクアセスメントを実施し機能安全を満たすことが必要です。 - 様々な作業の自動化
- 労働力不足解決
- 安定品質
- 生産性向上
協働ロボットと
産業用ロボットとの違い
作業内容 | 柔軟な対応 (多品種少量生産や多工程に対応) (プログラムやハンド治具の変更が容易) |
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設置場所 | 様々な環境に対応 (人の側で使用可能) (設置場所を移動させて使用可能) |
制御技術 | 位置制御 + 力制御(トルク制御) 安全規格に沿った措置あり (障害物に当たれば止まる、障害物に当たる前に制御できる) |
作業内容 | 単純繰返し作業 |
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設置場所 | 固定 安全柵必須 |
制御技術 | 位置制御のみ 安全措置なし |